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2009年12月16日

ライブと感動

レコードやCDは音楽を楽しめるが、やはり生演奏とは異質である。感動したときの質が断然違う。その場の空気感というか圧倒的な感動をライブはわれわれに与えてくれる。

オペラで思い起こすのはNHK招聘のイタリアオペラでの「アドリアーナ・ルクブルール」。ウィーン歌劇場で観た「トリスタン」。バイエルンシュターッオパーの「フィデリオ」。これらすべて30年以上昔。

最近では昨年の金沢歌劇座での「ラ・ボエーム」ミミを歌った芸大研究生の田井中さんは素晴らしかった。

オーケストラはコンセルトへボウで聴いたスメタチェックのドボルザーク6番、ロンドンのフェスティバルホールで聴いたバーンスタイン・ウィーンフィルの「英雄」。

室内楽、器楽曲はサンタ・チェチーリアで聴いたラサール四重奏団、ピアノでは上野の文化会館のリヒテルなどなど・・。

その場で終わるが長く記憶に残るもの。それがライブの演奏にある。それからすごく大事なのはコンサートホールやオペラハウスの音響や雰囲気。とにかくコンセルトへボウは最高。日本ではサントリーホールか。オペラハウスではミラノスカラ座やバイエルンの国立歌劇場が記憶に残る。

あまり多くのホール経験しているわけではありません。このほかに良いホールをご存知の方ご教示ください。お願いいたします。

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