ポストリッジ、マッケラスのイドメネオのCDを付属のCD-ROMを見ながら聴いているのだが、その画面にEMIのオペラのホームページのリンクがあって、そこに入るとそれは素晴らしいオペラの世界。
http://www.emiopera.com/
英国は、偉大な作曲家、演奏家を特に多く輩出しているわけではないのだが、国民はコンサート、オペラ、そしてレコード、CDを愛している。だから昔から、レコードやそれを再生する機器の生産においてはほかのどの国よりも、内容のある、しかも趣味が良く、品質の高いものを作り続けている。DECCAやEMIがそうだし、タンノイやB&Wなどもそうだ。そして今日初めて訪れたEMIのホームページも。
ところが、ところがである。このホームページを見て愕然とした。世界のオペラハウスなるコーナーをご覧頂きたい。世界地図があって世界各地のオペラ劇場が出ている。ブラジルのあのマナウスの劇場もちゃんとある。でもわが日本にオペラハウスのマークが無い。初台の新国立劇場ができたのは比較的最近だからか?いや答えはNO。
隣の国の中国にはオペラハウスがあることが表示されているのだからね。北京の国家大劇院は2007年のオープンだ。理由を考えてみた。結論を言おう、文科省、文化庁、関係者の宣伝不足もあるが、これまでの劇場の使い方にも大きな問題ありだね。ファンももっと考えねば。少し気分が悪くなった。
突然話が変わるがパヴァロッティよりポストリッジがいいでしょう。モーツァルトならばね。英国人の趣味の良さ。
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