原題・画面より |
成田からバンコクへ向かう全日空便で3回見た。クラシック音楽好きにとっては非常に興味深く、楽しめる内容であると思った。この映画の主役は「オーケストラのプレーヤー」そして「音楽」。
日ごろ、やれベルリンフィルが最高だ、いやウィーンフィルが好きだ・・・などとオーケストラを捉えて勝手なことを言っているのだが、この作品を見て、100人からなるオケのなかでも各人の音楽に対する考えや関わり方があり、やや大袈裟に言えば、それぞれの人生があって音楽が響くということまでに思いをはすのである。
いつもは前面に出てくる指揮者やソリストは映像としては出てくるが、あくまで脇役、端役。そしてこの映画を見て感じたのは以上のほかに今後、オケなどを聴くとき、聞き流さないで、じっくりそれぞれの楽器ごとに味わい尽くしたいなぁということである。いまさら改めて言うことでもないが、音楽はいいね。
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