Translate

2010年1月12日

欲しいもの

最近は手軽にさまざまなCDが手に入るようになった。昔大事に聴いていたLPレコードの演奏をCDで聴けるのはうれしい。だが、昔聴いていた演奏をCDで聴いて「あれ?こんなんだっけ?」というのも少なからずある。これは演奏が違ってきこえるのではなく音が違うためなのである。理由は原盤(テープ)の音質の劣化か、デジタル化の過程での何らかの加減なのだろうか。CDで昔のLPの音のままであれば即LPを処分するのであるが、CDがだめな場合はCDを処分しLPを残すわけだが、聴くための装置がすでに無いためにLPを聴くことはできない。

小生、BEETHOVENのSYMPHONYでは3番、4番、6番が好きだ。EROICAの最高の演奏は今でもカール・シューリヒト指揮のパリ音楽院のスタジオ録音である。CDは全集で買うしかなく、買って聴いたのだがあまりにもひどい音で愕然とした。シューリヒトのEROICAはほかにウイーンフィル、ベルリンフィル、フランス国立放送・・。色々買ってみたが今ひとつである。パリ音楽院の全集はすでに売却した。

欲しいものといえば、是非CD化もしくは再発売をお願いしたいのがこれである。
引越しを何回かしているうちに失くしてしまいすでに廃盤になってしまったCD。ポーランドのヴァイオリニスト、ワンダ・ウィルコミルスカのBRAHMSのヴァイオリンソナタである。こちらは学生の頃LPで聴いていたものをCDで購入しなおしたものであった。彼女のLPではほかに、BEETHOVENやRAVEL、PROKOFIEVの演奏などもあったが、それらを含めCDが出れば即買い。多分過去にCD化されたのはBRAHMSだけと思う。どれも演奏は最高。またConnoisseur Societyの録音も最高。

0 件のコメント:

コメントを投稿