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2010年9月21日

蒲田の中華街化

都心から羽田空港へは色々な経路がある。

東京モノレールや京浜急行を利用せずに、他の公共交通機関で羽田空港に行くには路線バスを使わざるを得ない。羽田に乗り入れる路線バスはそう多くはないと思われるのだが、たまに利用するのが京急バスである。JR蒲田から30分弱でターミナルビルに着く。蒲田から空港までは2系統で1時間に3-4本はあるから便利。

なぜ、わざわざバスを使うのか。バスに乗るのが嫌いではないというのもあるが、蒲田という街がなんとなく猥雑で胡散臭く、しかし懐かしく、心惹かれる所だからである。

先日東京の自宅を出て用事を済まし、午後の小松行きの便まで時間があったので昼ごはんは蒲田で中華と決めて品川駅で京浜東北線に乗り換えた。

その昔、残留孤児で大連から日本に帰国した人が始めた「ニーハオ」という京急蒲田に近い中華料理屋は、水餃子が美味しく、よく会社の歓送迎会などで利用していたものだ。羽田空港がむかしむかし、もっと蒲田に近かった頃の話。

蒲田駅付近を散策してみると中華料理店が非常に多いことに気付く。「餃子の王将」「日高屋」などチェーン店もあるが、いかにも中国人がやっていると思しき店がやはり美味しそうな雰囲気。その日初めて入った店が、店員すべてが中国人(発音からして、おそらく東北の人だと思う。大連出身?)また、メニューも日本語、中国語の併記。

中国で「餃子」というと日本での水餃子。「水餃」ともいう。で日本での餃子は中国では絶対、餃子とは言わない。「鍋貼」という。火を通すまではいっしょの物。焼くか茹でるかの違いなのにね。

名称は日本と中国と違うのだが、もう一つ違う点がある。それは中国の水餃子も焼き餃子も、にんにくを使わないということである。そしてこの店の餃子=鍋貼にもにんにくはまったく入っていなかった。(いくらでも食べれるぞ!)

ああ本場の美味しくてしかも安い鍋貼が食べられるとは思わなかった。是非、蒲田で本場の餃子や水餃子をお試しください。










4 件のコメント:

  1. 餃子女です。。

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  2. 知りませんでした。。

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  3. 行ってみようっと!謝々!再会!

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  4. 生ビール2杯と餃子一皿(大きめ5個=320円)しか食べていないので他の料理の味についてはどうだかわかりません。

    ランチは何種類かあり、ラーメンとその餃子(5個)で700円か800円(杏仁豆腐デザート付き)であったと記憶しています。〈ランチのコストパフォーマンスは非常に高い)

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