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2011年1月6日

白鳥の湖 Swan Lake






バレエを見るだけはあまり好きではない。が、そのバレエの伴奏の音楽を聴くのは楽しい。ましてや素晴らしい演奏による素晴らしい舞台であれば最高。

素敵なバレエ音楽ならいくらでも浮かぶ。チャイコフスキー、ストラヴィンスキーの3大バレエ。プロコフィエフなら「ロメオとジュリエット」、「シンデレラ」、「石の花」ハチャトゥリアンなら「ガイーヌ」「スパルタカス」。グラズノフ「四季」「ライモンダ」。ショスタコーヴィッチ、「黄金時代」「ボルト」・・・。(以上ロシアバレエ)
アダン「ジゼル」、ドリーブの「コッぺりア」、「シルヴィア」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」。ドビュッシー「遊戯」。(以上フランスバレエ)。そのほかショパン「レ・シルフィード」、ファリャ「三角帽子」・・・・。
またオペラに出てくるバレエなら、サンサーンスやヴェルディなど沢山ある。



年末の「第九」や「メサイア」などと並んで多く演奏される「くるみ割り人形」(そう昨年クリスマス前にOEKもコンサートホールでバレエをやっていた。)
それと「眠りの森の美女」も良いけどなぜか一番通俗である「白鳥湖」が3大バレエの中では小生最も好きである。その理由は、多分アナトール・フィストラーリの指揮の演奏との出会いがあったからだと思う。

彼がコンセルトへボウを指揮したものは、LP1枚の抜粋盤であったが、最高の演奏であった。オケが上手いこともあり、晩年にオランダ放送フィルを指揮した全曲盤より断然素晴らし出来。CDはかなり以前に発売されたが買い損なってしまった。
だから今もCDで入手できず聴くことはできないでいる。

最近、偶然バーゲンで見つけ入手したのは、1952年にフィストラーリがロンドンシンフォニーを指揮した完全な全曲ではないがCD2枚、90分に及ぶ演奏。当然モノラルであるが音はすこぶる良いし、コンセルトへボウに並ぶ名演。しかもほぼ全曲に近い演奏で多く聴ける。このロンドンのオケのCDを聴くことで少し溜飲を下げることはできた。

それでもコンセルトへボウのCDは欲しい。

3 件のコメント:

  1. ウ~ン・・
    あり得ないものがある!で定評の
    桐朋学園図書館も探しましたがありませんでした。
    でもこの指揮者のものは他の曲ならあります。
    今後のためにも是非一度覗いてください↓
    卒業生や職員でなくても利用できます。
    どこの図書館よりも音源は一番多いです。
    http://www.tohomusic.ac.jp/librarySite/libIndex.html

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  2. ありがとうございます。今後活用させていただきます。

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  3. 385さま、調べたらオーストラリアのDECCAから廉価盤であるようです。入手できそうです。お騒がせいたしました。

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