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2011年3月6日

セノオ楽譜はロマン

昨日訪問した金沢湯涌夢二館にてちょうど「セノオ楽譜 夢二が描いた名曲の数々 」という特別展を見ることが出来た。  (その楽譜を出版した慶應大學在学中ワグネル・オケにいた妹尾幸陽についてはまた今度。)

1000点近く出版されたセノオ楽譜のうち、夢二は300点ほどの表紙を描いたとのことである。展示作品はこの金沢湯涌夢二館が10年がかりで収集したもの80点を含む111点である。すべてが夢二の手になる画ではないが、約9割は夢二作だ。

小生が最も興味深く見たのは「イヴァノヴィッチ作曲ドナウ河の漣」の表紙の画、そして音楽(楽譜)。懐かしい曲!!





チラシ



セノオ楽譜が出版されたのは明治末期から昭和初期までである。これらを見て、懐かしいか?といわれても、さすがにこの時代は知らないからね。祖父母の時代であり、また父が生まれたばかりの頃で、まだ母は生まれていない。骨董ではあるが、どこかで見たことがある気もする。夢二の表紙画もセノオ楽譜そのものもまったくデザイン的には今日的、先進的。しかしそこには人間的なぬくもりと、艶めかしさもあって、興味は尽きない。もう一度行くかも。










この、会館10周年記念展は平成23年4月3日まで。どうぞお早めにお越しください。






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