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2011年11月24日

かつて満州という国家があった。傀儡国家・満州国

中華人民共和国吉林省長春市を訪れたのはこれが初めて。午前中で仕事が終わり、帰りの大連行きの飛行機の時間まで少々あったので、出張先の吉林大学の人が偽満皇宮博物院に連れて行ってくれた。そして同博物館の日本語ガイドの案内で1時間ほど見学をした。

普通2時間かかるところを半分の時間でまわったのだが、時間が無かったことで調度良かった。というのも、かつての日本陸軍に対しての強い反感と、その重みに加えてマイナス10度の寒さが、日本人の私にこたえたからである。

長春はかつての満州国の首都・新京。

そして13年5ヶ月間存在した満州国。溥儀が執政をし、生活をしていた満州国皇宮が、現在の皇宮博物院である。かつてここで何が行われていたかが良くわかる仕組みになっている。数奇な運命を辿った溥儀の一生と彼の5人の夫人のことも含めて。


















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