小澤 征爾39歳のベートーヴェン。
1,974年2月。最も寒い欧州で録音された第九である。オランダの名門、PHILIPSへの初レコーディング。これがなんとも熱い第九である。オケはニューフィルハーモニア管。
私としては、ジョージ・セル、ギュンター・ヴァントに並ぶ同曲の愛聴盤である。
小澤のドイツ系の音楽が一般的にあまり評判を得ないことには全く納得がゆかないのである。
あのベルリンフィルの実況のベートーヴェンの7番は是非CD化をして欲しいし、シカゴ響との若き日の5番(RCA)も良い。
米国テラーク録音のルドルフ・ゼルキンとのベートーヴェンのコンチェルト、とりわけ2番は素晴らしいと思う。
独奥系はベートーヴェン以外ではR.シュトラウスやマーラー、ブラームス、バッハなどにも私の愛す素晴らしい演奏がある。それはまた次の機会に。
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