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2010年3月1日

スペインの恋人

 スペイン出身の歌手ピラール・ローレンガー(1928-1996)は、その美しく知的な歌唱で私には絶対忘れることの出来ないソプラノである。


 ドイチェオパーベルリンの専属として1963年から30年以上活躍した。彼女が1966年に録音したアリア集と1971年に録音したアリア集の2枚は私の宝物である。前者はボエーム、つばめ、蝶々夫人、トゥーランドット、ジャンニ・スキッキ、カルメン、真珠採り、ルサルカ、マノンなどからのアリアを歌っている。後者はドイツ物でフィガロ、フィデリオ、タンホイザー、魔弾の射手、アラベラ、死の都、ジプシー男爵など。

 お国ものサルスエラからドイツもの、イタリアもの、フランスもの、スラブまでのレパートリーをこなす彼女の歌は、それまでのプリマドンナのように声量で勝負することを決してせず、特徴のある細かいヴィブラートを持つ歌唱のなかに、細やかな感情を知的に表現するというものであった。

 彼女の舞台に接することはできなかったが40年近く彼女の歌に恋をし続けている。

 オペラ全曲盤では①ベルリン・オペラでの椿姫。②コシ・ファン・トゥッテのフィオルデリージ。(・・・ドラベッラはベルガンサ!)この2つをあげておこう。

Pilar Lorengar
PRIMA DONNA IN VIENNA

2 件のコメント:

  1. junさんが恋をしているという、『ピラール・ローレンガー』の歌を是非聴いてみたいものです(^-^)

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  2. 是非是非聴いてください。

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