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2010年4月20日

金沢城(金沢散策②)

今日は小雨。すでに桜は散りかけているが、緑は濃くなりつつある。石川橋から石川門を通り、まもなく完成する河北門を見る。4日後には金沢城の正門が蘇えるのだ。工期は2年半近く、総工費15億円。

文化を残したり維持するのは大変な労苦と莫大な費用が必要だ。そして住む人々の努力と感性と。

最近金沢は外国人の観光客が大変多い。やはり欧州の古都に私たちが惹かれるのと同様なのである。

今、お金をかけて復元することについては、所詮イミテーション、と言う人もいる。しかし50年後、100年後には財産、遺産になるのだ。

良いものを長く使うこと、そして長い時間に耐えうる物を作る事。それがわが国に足りない文化であると思う。



石川橋から見る



河北門


石川門


2 件のコメント:

  1. 石川橋からの風景いいですね。
    私も文化を育む感性を磨かねば~。
    今度あの城址公園の中を走りますので、またお散歩がてら
    遊びに来てください。

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  2. 大聖寺マラソンはいかがでした。

    歴史の中を駆け抜ける。素晴らしいことじゃないでしょうか。

    長距離を走ることが最も不得手な人間からすると信じがたいことですね。

    長時間かけて走りきるということ、これも文化じゃないですか。

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