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2010年6月11日

蕎麦屋で一杯



東京あたりだと、旨い蕎麦屋が多くある。蕎麦屋は夜は早く閉まるが、板ワサや漬け物肴に清酒一合かビール一本を飲み、閉めにざる蕎麦をいただき、とっとと帰る。その間長くても30分。

金沢に蕎麦屋は少ない。裕福な加賀百万石では蕎麦は流行らなかったのか、饂飩文化である。饂飩に酒は会わない。金沢で一杯となるともう刺身しかないような気がする。冬は寒ぶりやズワイ蟹。夏は活梅貝や活さざえなどの貝類。秋は秋刀魚など。

いや不思議なくらい頻繁に生の魚介類を食している。自分ではよくわからないが、とくに友人に欧米人はいないのだが、彼らからするととんでもなく生臭く思われているのじゃないかと、いらぬ心配をする。

残念ながら手軽に手早く旨い酒を飲める店が無いのが唯一金沢の難点である。

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