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2011年2月7日

若人のアンサンブル

昨日のコンサート、第一部は次の曲目。


リヴィエール:ヴァリエーションズ 
ヒンデミット:小室内楽曲
ヴェルディ:弦楽四重奏曲

どれも初めての曲であったが楽しめた。サクソフォーンのカルテットによるリヴィエールは、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンと4本のサクソフォーンがそれぞれの個性を出しながら各奏者が一体となった着実な合奏。ヒンデミットはフルート、ファゴット、クラリネット、オーボエ、ホルンの五重奏。ヒンデミットに合った、情感を排した即物的な音色。ヴェルディの弦四はよく練れた演奏。曲自体「アイーダ」の旋律が使われたりしていて各楽器がアリアを歌う歌手のように歌う。

若い若い人々のアンサンブル。聴いてて思ったのは皆、懸命に練習したであろうこと。その一曲の解釈にいろいろな議論があったのだろうな、ということ。そして将来彼らははたしてどのような場で活躍するのであろうか、ということまで気になり始めてしまった。


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