昨晩(15日)22時ごろ、ANA CROWNE PLAZA KANAZAWAのロビーは長身の西欧人であふれていた。チェコフィルのメンバー、スタッフなど100人くらいか、東京から金沢に予定より1日早く着いて、スーツケースが手許に届くまでの間、フロント前で待っているところだった。首都圏での2日間の演奏会が地震のため中止になったからなのか、または一刻も早く東京の地震や停電や放射能から逃れたかったのかは定かではないが、今夜(16日)の石川県立音楽堂の演奏会のために金沢に来たのだった。
「ああ、そうか、明日は、チョン・ミュンフン指揮、チェコフィルのコンサートか。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とブラームス4番。」「明晩は地震のため宴会は自粛。行けるな。よし行くぞ。」と即断。
金沢はほんとうに何も起きていないし、普段と変わらず。そしてチケットも「売り切れ」ではなさそうだ。そして今日、音楽堂にチケットを買いに行ったのであるが、昨日までは催行予定であった演奏会が当日に「地震のため中止」になっていた。まあ、しょうがないと思ったのだが、キャンセルの理由をある知人に聞いたところ、チェコ政府の救援機が日本に飛来し、チェコ人を本国に連れ帰るついでに、小松空港まで立ち寄り、チェコフィルのメンバーを連れ帰ったとのことだ。だから演奏会は中止なのだと。
チェコに限らず、多くの外国人が日本を脱出している。成田着の外航も欠航が増えてきている。日本から一般の外国人はいなくなるであろうし、しばらくの間、外国人観光客は誰もわが国には来ない。
* 救援機が来て帰ったという話は未確認です。翌日もメンバーらしき人達が金沢駅の中で寿司を食べていたという情報もありましたので。
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