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2012年5月16日
ベトナムについて思うこと
ベトナムに行って、ベトナムについてもっと勉強してみようと思った。帰国してベトナムの歴史などについての新書などを探したのだがあまり無い。目録にあっても版元での品切れで手に入らないものがほとんど。ようやく手にしたのが中公新書「ベトナム戦争」の一冊。
たまたま今日のニュースで、ベトナムの都市鉄道を日本企業が落札したとあった。そういえばホーチミン滞在中の話題。道路が狭いので皆バイクを使う。だからあれだけ多くのバイクが走っている。公共交通機関がほとんど無いので、もっぱら通勤や移動はバイクだと。だけど鉄道を敷くスペースはあるんだろうか、また網の目の鉄道網がすぐにできるとは思えないからバイク・タクシー(?バイクの後部座席にお客を乗せるやつ、正式な名称は知らない)は駅から目的地までは今までどおりに市民に利用されるのだろうな・・・。
サッポロビールがホーチミンで生産開始したのも最近とのこと。そういえば中国の次に日本企業が進出するのはベトナムと言われて、かなりの年月が経っている。これから紆余曲折はあるにせよ、新幹線、原発・・・。我が国に残る売れそうなモノを、日本企業、政府は売り込もうとするのだね。売り込むだけじゃだめだと思うけど。
ベトナムの人々は中国や韓国などと違って日本に対して好意を持っているという。われわれももっと彼の国のことを勉強して知らなくてはいけない。少ない友達を失くさないように努力をしなければいけないと思う。この国の政府に期待できないこともわかっているしね。われわれはもっと本を読んで知識を持たなければならない。しかし本は売れないし簡単には出版されないだろう。困ったものだ。
それで最近購入したその本であるが、まだ最初の数ページしか読んでいないのだが、すでに愕然とした。その戦争の8年間の間にベトナムに落とされた爆弾の量は1400万トン。今でもそれほど広くないベトナムの国土に「2千数百万個の穴が口をあけている」そうだ。
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