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2010年11月18日

装置

人工呼吸器のことではない。音楽を聴くオーディオ機器のことである。



音楽を聴く環境は非常に大切だ。ライブはそのホールの音響次第で演奏の良し悪しが左右される。マイクロフォンやアンプ、スピーカーを原則使わないクラシック音楽は特にそうだ。



家庭で聴くCDでさえ、その録音された場所(ホールや教会、スタジオ)の音響が良ければ感動も大きくなるというものだ。でもそのCDを再生する家庭の音響機器や部屋の音響よってもまったく違う音になるのだからややこしい。


それで、今回は拙宅の再生装置のはなし。恥ずかしながら大した装置ではない。スピーカーとレシーバー(CDプレイヤー付き)だけである。しかもどちらも非常に安価な代物。ではご紹介しよう。




スピーカー

中国で買った中国製。JUNGSON という広州のブランド。2台で4-5万円くらいだったと思う。箱は鏡面仕上げ、形はおそらくイタリアの高級スピーカーのソナス(SONUS)まねたものだと思う。中身のユニットは実はイスラエル製。中国に住んでいる時は同じメーカーのプリメインアンプで鳴らしていたのであるが、そのアンプの中のコンデンサーやトランジスタや電源は東芝やNECのものであった。200Vだったので帰任する時に中国人の知人にあげた。

同じブランドの似たスピーカーでスピーカーユニットがデンマーク製のもあったのだが、オーディオ店に何回も通い試聴し、迷った挙句、こちらにした。室内楽から大編成まで良い音がするのだが、決め手はピアノの音。その頃愛聴していたモーツァルトのコンチェルトのCDをオーディオ店に持参し何回も聴いて決めた。

※ Matthias Kirschnereit、piano
     Bamberger Symphoniker,
     Frank Beermann,conductor

  
バンベルク交響楽団の演奏会場はすばらしい音響、だと想像できる。様々なレーベルの録音を聞くが、いつも良い音。



ネットをはずすとイスラエル製のツイーターとスコーカー。
ブックシェルフ型のコンパクトなスピーカーで音は十分満足。.
    

レシーバー

こちらはKENWOOD。MADE IN JAPANとかかれているから、めずらしく国内生産だ。
単身赴任の身で、狭いアパートではオールマイティでコンパクトなところが有り難い。
音楽を聴くのに十分。


 

2 件のコメント:

  1. 音楽のある生活。素晴しいです。
    こんなに立派な装置で聴いて頂けたら音楽家も嬉しいですね。
    最近はCDレコーディングの際に、ipodに入れて持ち歩く人が多いので、それを想定したり、Carオーディオとかも想定してつくります。
    自分のCDは恐ろしくて聴いたことがありません。。

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  2. 若かりし日(失礼!)の録音、BARTOKの音は凄い!勿論名手揃いの演奏も素晴らしい。「告白」も様々な楽器の音をきれいに捉えていて、さぞかし機器のセッティングや、楽器の配置など大変だったでしょう。しかし録音されたものは絶対生に敵いません。だけど、過去と現在の比較ができること、演奏の瞬間に居合わせなかった人が機械を通してではあるが体験出来、そして何よりも多くの人々が聴けること、何度でも聴くこともできる、メリットは大です。

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