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2013年2月3日

音楽と音の質

ステレオ録音以前の例えばトスカニーニ、フルトヴェングラーなどの巨匠の音楽が素晴らしい、と言われても私は聴く気になれない。理由は音がステレオ録音に比べて良くないからである。

最近オーディオショップが本当に少なくなってしまった。かなり高級品を扱う店は辛うじて営業しているようであるが、アンプやスピーカーに十万、百万単位のお金をかけることができない身としてはあらかじめ深みに入り込まないように敢えて見て見ぬふりをする。残念ではあるが。

再生装置にお金をかけるのであれば、そのお金をCDやコンサートに投資したいとも思うので私の装置は全く大したことはない。でも自分が家で聴く音は悪くは無いと思うし、まずまず満足している。





例えばNHK交響楽団がホームグランドのNHKホールで感動的な演奏をしたことは極めて少ないのではないだろうか。N響のサントリーホールでの演奏ならば感動的な演奏会にぶち当たる確率はNHKでのそれより高いと思うのだが、どうだろう。

良いオケには良いホールが必須であるということだ。コンセルトヘボウしかりウィ-ンフィルしかりボストン響しかりである。オケを例に挙げたが、それはどんなジャンルにも当てはまる。




ライヴであれば良い演奏と良いホール。

録音であれば、やはり良い演奏と良いホール。そしてに良い録音と良い再生装置。
以上が必須なのである。


だから大昔の大家の演奏を聴く気になれないのである。
みなさんどう思われますか?

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