感動的なコンサートであった。
まず、コンサートの構成が見事というしかない。杉山洋一の委嘱最新作(世界初演)を冒頭に配し、再演を含む4曲はさまざまな楽器を聴かせてくれるのだが、そこに「安江佐和子」をちりばめていて。前半は「静」と「動」の対比が利いていた。
後半はゲスト(東京パイプバンド)を迎えて、5人のバグパイプとの共演。バグパイプに彼女のドラムなどの協奏。勇壮にしかし絶妙な調和を持って親しみ易い音楽が聴けた。彼女の着想と構想の勝利。
そして最後はクセナキスの「プサッファ」。感動と興奮の坩堝。大熱演で目頭が熱くなった。
アンコールはお馴染みのブルガリア民謡「告白」。プサッファとの対比がこれまた素晴らしかった。彼女はクールダウンのためというようなことを語り演奏をし始めたがクールダウンどころか涙ぽろぽろ。
於、東京オペラシティリサイタルホール
-プログラム -
杉山洋一:Don’t forget Saro Wiwa(サロ=ウィワを忘れるな) for Udu drum(委嘱新作初演)
G.マニャネンシ:ターマス ティンパニーソロのための
ヤコブT.V:The Body of your Dream
杉山洋一:Tree-nation (2010 New Version)(委嘱作新版初演)
ヤコブT.V:The Body of your Dream
杉山洋一:Tree-nation (2010 New Version)(委嘱作新版初演)
(休憩)
ハイランド バグパイプとの共演 スコットランド・トラディショナル音楽と共に (安江 佐和子編曲を含む)
クセナキス:プサッファ
(アンコール)ブルガリア民謡「告白」(荒垣 隆編曲)
「そう!そう、そう!」・・・同じ会場にいた者にとって、あの感動のコンサートをこんなに的確かつ奥の奥までとらえての
返信削除表現、敬服申し上げます。
こうして拝読していると、あの感動のステージが目の前によみがえります。
okujun blog のおかげで、視野が広がっています。ありがとうございます。これからも楽しみに拝読させてください。
小生には過分なコメントありがとうございます。
返信削除それよりも「本人はもう2度としない」とおっしゃっていますが、この感激をもう一度いや何度も体験できるよう、応援団一同で頑張りましょう。
アハハ・・・(^^;
返信削除環境さえあればいつでもやりたいのですが。。
しばらくムリ。
コンサートへ向けて、応援団の皆様の支えあってのステージでございました。
打ち上げも楽しかったですね~!
皆様のお陰です!今後共どうぞよろしくお願いいたします。
金沢の300席のホールは一晩3-5万円位でOKです。
返信削除そして現地で楽器が調達できればと思ってますが・・。
やりますか?
ご一考願います。